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2013年7月31日水曜日

クマ

3ヶ月くらい前から子供たちが、自分のぬいぐるみを抱いて寝るようになりました。
それまではぬいぐるみを特に大事にすることがなかったのに。

そんなわけで、もちろん二人ともお気に入りをパリにも連れて行ったし、寝る前も起きた後も、まずぬいぐるみを探します、必ず。

娘のお気に入りはトラ、名前はティーギー。
息子の方はネズミで、マウジー。
どちらもイースターの時にあげたぬいぐるみで、ドイツのSigikid (ジギーキッド) というメーカーです。
このジギーキッド、ちょっと変なデザインのぬいぐるみが多く、私も好きです。
寝室の前に飾られていました。

ドイツでは駅や空港で、子供が大切そうにぬいぐるみを持って歩いている姿をよく見かけます。
公園などで遊んでいる時も、側にいるお母さんが ぬいぐるみ を持って待っていたり、多くの子が自分のお気に入りを持っているみたいです。
散歩中にアイスをなめてる子供の隣で、お父さんが ぬいぐるみ を持っていたり、ぬいぐるみ好きな国なのでしょうか。

日本に住んでいたときに、ドイツから遊びに来た友人も子供の頃から一緒に寝ているという ぬいぐるみ を持っていました。
もちろん大人。
それも一人じゃなかったような、、、

リュックサックにぬいぐるみとしたら小さめな、ストラップとすれば大きめな ぬいぐるみをつけてる学生も多くいますね。
大きさが微妙で、あまり可愛らしく見えないのが残念です。

そんなぬいぐるみ、やっぱりクマが一番人気みたいです。
有名メーカーから無名のモノまで、とてもたくさんのクマが売られています。
ドイツでテディと言えば、間違いなく誰もがクマの ぬいぐるみ を思い浮かべます。
クマが好きな国なんですかね?

確かにベルリン動物園のホッキョクグマ、クヌートは大人気でした。
ドイツのニュース番組で毎日「今日のクヌート」とかやってたし。
2010年、夏休みにドイツに里帰りした際、日本から一緒に来た姪っ子の「クヌートが見たい」という要望で、ベルリンの動物園に行きました。
でもシロクマは何頭もいて、どれがクヌートなのかわかりませんでした、、、
もしかしたらクヌート、2010年撮影 Berlin Zoo にて
だいたいベルリンは、市のマークが王冠をかぶったクマなので、クマに対する思い入れも強いでしょうね。
実は私もベルリンに住んでいた4年間、ドイツの超有名ブランド、シュタイフのファンクラブ会員になってました、、、

ドイツに初めて行った時、デパート(KaDeWe)の ぬいぐるみ コーナーにあるクマたちにやられたんですね。
数多くあるクマ達の中で、最も私の心を掴んだのがシュタイフのクマ。
当時はまだユーロ前のマルクでしたが「ぬいぐるみってこんな値段するもんなの?」と、ビビるほど高かったのを覚えています。
それでも気になって気になって仕方がなかったので、その後も何回か見に行った後、意を決して購入。

売り場にいた女性店員に「これください」と伝えると、「あー、エミールね」と!
「エミール」。
商品の札にはそんな名前ついていなかったし、購入後にもらった箱にもエミールなんてどこにも書いてありませんでした。
妻(当時はまだ彼女)が「エミールっていうの?」と尋ねると、「Ja(そう)」と答えてました。
もしかしてシュタイフのスタッフだけが知っている商品名?
いやいや、普通におもちゃ売り場担当の店員さんだったようだけど、、、

それともその店員さんが勝手につけていた名前?
どちらにしても、私が初めて買ったクマの ぬいぐるみ は「エミール」。
動かすと「ウア〜」とか変な声を出す素敵な奴です。
このエミールがきっかけで、シュタイフクラブにも入っちゃったし、その後いくつかクマを買ったのですが、日本に帰ることが決まってクマ熱も冷めました。
クマの街ベルリンの影響だったのでしょうか?

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