ページ

2013年7月1日月曜日

富貴蘭 / Neofinetia falcata

今年も富貴蘭が咲いてくれました。
日本から引越してくるときに、6つだけ持って来たものです。
ドイツは日本と比べると夏は涼しく短いし、冬は暗くて寒く長いため、なんとかなるのか心配でした。
しかもトランクに入れて持って来たため、葉はけっこう折れちゃってたし、すごく悲惨な状態だったんです。
それでも今のところ上手く育っているようで、大分元気になってきました。
何より生命力の強さに感動です。
ありがとうって感じですね!


咲いてくれたのは赤花の「猩々」。
この時期、夜の9時過ぎまで明るいドイツですが、周りが暗くなり出したら少しずつ匂い出しました!
とても甘くていい香りです。
姿が可憐で香りも良く、環境さえあえばとても丈夫であまり手がかからない風蘭、好きなんですよ。

「猩々」の他に持って来たのは「摺墨」「墨流」「紀州緑風」「白梅香」「新湖東」。
今置いているのは窓辺ですが、近いうちに北側のバルコニーに出して壁にかける予定。
そうなるともっと風にもあたることになるので、がっちりしてくれると思ってます。
根はどれもしっかり出ているので、来年はみんなして咲いてくれるといいのですが、、、
新しいアパートになって、環境的にも多少良くなったことだしね。

問題は冬の管理と植え替えの時期ですね。
日本では発砲スチロールの箱にしまって、外で越冬させてたのですが、こちらはさすがにそれはちょっと心配。
マイナス20℃とかになっちゃう年もありますからね。
暖かい室内で育てることになりそうです。
でもドイツの冬は暗いんですよ。
11月からほとんど毎日曇り空です。4月までは寒いし。

それに日本から持って来た水苔も無くなったので、来年はどうしよう?
ドイツで水苔売ってるの見たことないんですが、あるのかな?
こっちの蘭用の土とか、水苔の代用品を探さなければなりません。
爬虫類とか両生類を扱ってるペットショップとかに何かありそうな気がしているので、近いうちに見に行ってこよう。

そういうところ行くと、ヤドクガエルとか欲しくなっちゃうんですよね。
この間チラッと見たちょっと大きなペットショップ、ヤドクガエルとかタランチュラとか、普通に売ってました。
でも何より驚いたのは鯉!
すごく流行ってるようです。
店に入ってすぐのところに、小さい鯉がたくさん泳いでました。
明らかに人気商品って感じ。
みんな鯉がすごく大きくなるの知ってるんですよね?
ホームセンターのペット用品コーナーにも山のように鯉の餌が積んであったし、、、
どれだけの人が飼ってるんだろう?

ドイツもかなりマニアックな国のようですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿