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2013年11月14日木曜日

トラム Straßenbahn

昨日のことです。
いつものように学校に子供を送った帰り道、トラムに乗っていると車内放送がありました。
事故のため途中コースを変更するというものでした。
どちらにしても一度乗り換える必要があったので、私も途中下車したんですね。
そしたら事故ったトラムがちょうど停車していました。
完全に線路を塞いでいるため直進するトラムは上下とも足止め状態。

なんと脱線事故です。
本来曲がるはずの軌道なのですが、先頭がレールから外れてしまった様でした。
もうちょっとで信号機にぶちあたるところでした。
鼻先は歩道にかかってますから、歩行者の方達と運転手さんはさぞかし驚いたことでしょう。
救急車はいなかったので人身事故にはならなかったようですが、怖いですねー。
レールの切り替え誤作動とかそういうのが原因でしょうか。
どうやってこの車両を元に戻すのかずっと見ていたい気もしましたけど。

このトラム、けっこう事故があるんですよね。
やはり道路を車と一緒に走っているせいか、人や車の飛び出しによる急ブレーキで乗客がよろめくことや、それこそ車との接触などよく起こります。
私が乗っていた車両がもう少しで車とぶつかるところだったなんてことは、今まで何度もあります。
妻と子供は実際車にあたって帰りが遅くなったこともありました。

車の運転もトラムと一緒のコースだと、気をつけなければならないことが多いので大変だと思います。
私も広島市内を車で走った時は妙に緊張しました。

トラムの停留所は安全地帯があるところと無いところがあるんですね。
あればそれほど問題がないのですが、無い場合は利用者たちは歩道でトラムを待っています。
これはハレの某停留所。
妻と子供が歩道でトラムが入って来るのを待っています。

トラムが停留所に入って来ると車道に出てトラムに乗り込むわけですが、この場合道路の路面に車が停車しなければならないポイントに、止まれ、Halt の頭文字「H」のマークが書かれているんです。
こんな感じ。
前の方で乗り降りしてます。

でも時々トラムが停留所で停まったのか、信号機で停まったのかわからないまま走って来る車もあるんですね。
そういう場合、降りるお客はとても恐ろしいことになります。
トラムが駅で停車したためドアを開け、降りようとしたところに車が走って来るんです。
私もぎりぎりで踏みとどまり車に轢かれずにすんだことがあります。
私の前に降りた乗客があやうく、という時もありました。

これ、マジで危険です。
何も考えず降りたらドカン!なんてことが起きないよう、気をつけなければなりません。
子供たちにも、降りる時はうしろから車が来ていないか確認を絶対にしてから降りるように、言い聞かせてあります。

そしてちょっと時間が余計にかかりましたが、家から最寄りの停留所帰って来れました。
しかしその途中でも停車中のトラムがありました。
まさにお客さんが全員降ろされている状態だったわけですが、これも本来なら直進する列車が曲がろうとしたため停車したような感じでした。
そのトラムがもうちょっと進んでいたら私が乗っていたトラムにも影響が出ていました。
やっぱり線路の切り替えに問題ありだったのかな。
停留所前にはこういった標識が出ています。

トラムからの見る景色で、街の様子の変化に気が付くことも多いです。
週明けマルクト広場を通った時もそうでした。
クリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)の準備が始まったんですね。
「もうそんな季節か、早いなー」と思ってしまいましたが、隣では子供たちが興奮していました。
「見て見て!もう作ってるよ!」

準備中の様子を見て来ました。
いつから始まるのかな?
お店が並んでますね。
毎年ほとんど同じで大して面白くもないのですが、ついつい行きたくなっちゃうんですよね。
盆踊りとか初詣の出店巡りのような感じです。
今年は何回出かけることになるのでしょうか?

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