子供たちは2日連続でコスプレ出動。
学校にも変装用の衣装持参で登校しました。
朝、送りに行った時もすでに顔に絵を描いていた子供たちもいました。
服装も黒が多いです。
いつもと違う雰囲気に、みんなかなり興奮しているようです。
ハロウィーンはどちらかというとイギリスやアメリカなどのお祭りという印象が強く、ドイツではそれほど目立った何かをやるという感じじゃなかったのですが、ここ数年でイベントとして盛り上がって来ているようです。
子供たちが妻やお友達家族と近所でやっているというハロウィン・イベントに出かけている間、私は一人留守番をしていたのですが何回か家のベルを鳴らされました。
どうやら近所の子供たちがお菓子をもらいに廻っているようです。
何の用意もしていなかったのでもちろん無視しちゃいましたけど。
来年は用意しておかなきゃね。
日本で保育園に通っていた頃、グリフィンドールのマークが胸に刺繍されたローブを購入していたんですね。
もちろん杖も持って行きました。 |
まだ着れてます。
むしろ今ぴったりな感じ。
いやー、役に立ってるなー。
ワインレッドに黄色いストライプのネクタイをして、どちらかというとちょっと小奇麗な魔法使いになって出かけて行きました。
一般的には気持ちの悪い格好の方が人気みたいですね。
血糊を付けたり眼の周り真っ黒だったり。
「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」の影響でしょうか。
さて、我が家でも今年の学校ハロウィンには「どんな格好でのぞむか」というのが、前からいろいろ話題として出ていたんですね。
まあ、私と子供たちとの間だけですけど。
大体、魔女とか悪魔とか吸血鬼とかミイラとかフランケンシュタインとか、そういう方向性になるんですよ。
本場ヨーロッパだしね。
ちょっと変わり種でスター・ウォーズのヨーダとかダース・モールとかですね。
子供の背格好を考えると、個人的にはジャワとかになってもらいたいですけど、、、
そこで今回はどうしよう。
実をいうと5月の引越しの時から考えていたことがあったんです。
昨年の夏、私の両親が東京から広島に引越しをしました。
私も手伝いに一時帰国したのですが、その時母親から狐のお面をもらって来たんですね。
新潟県の津川で毎年5月に行われる「狐の嫁入り行列」祭のお面です。
この「狐の嫁入り行列」、いつか必ず行こうと思ってます。
津川は母親が子供の頃に住んでいた町なのですが、私はまだ訪れたことがありません。
狐の嫁入り一行の他、観光客や警備に当たる警察官や機動隊員にも狐のメイクが施されるという本気度。
きっと素晴らしいことでしょう。
普段の町の人口5,000人に対し、祭りの時には観光客で5万人にもなるという話ですから、簡単には行けないようですが、、、
このお面普段は私の部屋に飾ってあるのですが、見る度何とか使えないかといつも思ってたんですよ。
ということで今年のハロウィンは「日本の妖怪」でいこうと決めました。
決定してからは遊びに来る友人や母親と叔母に、いろいろとお願いして他にも必要な物を持って来てもらいました。
和ですねー |
思ってた以上に値段が高かったので、これは最後まで迷いましたね。
しかし自分で作るとなると、こういった素朴さが出なさそうだし、何より面倒なので思い切って購入。
そして先月友人に持って来てもらったのですが、届いた実物はというと、、、
見た目は申し分無く可愛いのですが、狐のお面と比べると作りもちゃちだし、ちょっと腹立たしかったです。
張り子の工程を少なくするためか、厚みがなく顔に当たる部分が痛いんですね。
娘がちょっと握っただけでヒビが入ったし。
子供が使うことを考えると多少丈夫にしておかなくてはと、裏から半紙を貼って補強しました。
夜遅くお面の修理、、、何やってんでしょうか。
お面の他は衣装です。
ジェダイとかじゃないのでライトセーバーも要らないし、魔女でもないので箒もいりません。
でも妖怪は洋服じゃなくてやっぱり和服ですよね。
ということで娘にはアンサンブルの着物、息子には作務衣を購入したんです。
これらは夏に母親が持って来てくれました。
和服も今回のイベントだけじゃなく、あればいつか何かの機会に着れることもあるでしょうしね。
そんな機会があるのかは謎ですけれど。
子供たちは普段と違う服を着れるということで、楽しそうでした。
特に息子は作務衣がジェダイの服に似ているということで、かなり嬉しそうです。
藍色じゃなくて茶色にしてあげれば良かったかな。
ドイツに日本の妖怪!なんか嬉しくなりました。 |
今回だってお面が1個あっただけで、結局それ以外は全部新規注文でした。
誰よりも一生懸命になっているのは私だったということが判明。
来年は気張らないようにします。
友人からは「鬼太郎と猫娘なんかどう?」という提案がありましたが、無理だって。
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