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2013年8月11日日曜日

ビール

先週末からちょっと涼しくなって来たんですが、夏に喉が渇いたといえばやっぱりビール(らしい)でしょうか。
そしてドイツと言っても、ビールを連想する人が多いと思います。
実際ドイツに住むことになった時、「ビールとソーセージが美味しいんでしょう?」と羨ましがった人達が何人もいました。

普段アルコールをほとんど飲まない私は、喉が渇いたからといってもビールが飲みたいなんて、まったく思いません。
お酒があまり好きじゃないんですね、アルコールにも弱いし。
ビールを飲んで美味しいと思ったことも数回しかないな。

ちなみに本気で美味しいと思ったビールは、ベルリンのクナイプ(小さな飲み屋)で飲んだチェコのビールでした。
美味しいチェコ産のビールが売りの店だったようです。
銘柄とかは覚えていませんが、黒ビール "Dunkel Bier "でしたね。
数回行きましたが、毎回違うビールだったように思います。
それでもいつも美味しかったなー。

それくらいしかビールに興味のない私でも、夏になると時々買って飲んだりお店で飲むビールがあります。
ビールというよりも、ビール飲料になるのかな。
ビールをレモネードで割った、ちょっと軽めのビールカクテル、「ラードラー」です。

「自転車乗り」という意味ですが、飲んでも自転車で走れるくらい軽いからっていうのが名前の由来でしょうか。
前に聞いた話では、
昔々とある峠に小さな飲み屋がりました。
夏のとても暑い日に、多くの人が飲み屋に立寄り、ビールを飲みました。
ビールが売り切れそうになると、店主はビールにレモネードを混ぜてお客に出しました。
それがとてもさわやかで美味しく、アルコールも軽いため、自転車で山越えする人達にも飲めると人気商品になり、名前も「自転車乗り、Radler」となりました、という話。

本当に飲みやすく美味しいです。
私はビールよりも好きですね。
クナイプではディーゼルという名前でビールのコーラ割りもあります。
そっちはまだ試したことがありません。

ドイツはビールにすごく力を入れている国です。
ビールと名乗るには原材料に麦とホップと水以外使っちゃいけないし、店で飲むとグラスには必ず内容量のメモリがついています。
少なく注がれた場合、お客が店を訴えられるためらしいです。
そんなビール好きな国だからこそ、いろいろとビールをアレンジした飲み物もあるのかもしれません。

そして、今年の夏私が買って飲んでみたのがこれ、
Schöfferhofer のグレープフルーツとHefeweizen、ヘーフェヴァイツェン(濾過していない白ビール)のMIXです。
これ、先月友人の結婚式に参加した時みんな飲んでたんです(瓶のやつ)。
でも自分も飲もうと思った時には品切れで、それ以来すごく気になってたんです。

そしたら近所のスーパーで発見。
今年の新商品なのかな、さっそく購入してみました。
お味の方ですが、、、美味しいです。
飲みやすくて、ゴクゴク飲めちゃう。
アルコールは2.5%、私は弱いのでそれでもすぐに酔っちゃいます。

ヘーフェヴァイツェンは苦みは少ないのですが、ちょっと酸っぱさというか、独特な香りが特徴。
自分からは進んで飲みません。
でもこのグレープフルーツ・ミックスは当たりかも。

ワールドカップ、ドイツ大会のときにはBECK'Sのグリーン・レモンという商品がすごく流行りました。
あれも美味しい、今でも売れてるようです。
私の妹がドイツに遊びに来たときに飲んで、超感動してましたね。
おみやげに持って帰りたいと最後まで言ってたけど、日本では買えないんでしょうか。
普通のベックスは見たことあったけどね。
あれからラードラー以外のビールカクテル商品が増えた気がします。

ちなみにビール、ドイツでのお値段は?
近所のスーパーの広告、いくつかちょっと見てみますか(こういうことしていいのかな?)。
500mlピルスが20本で、8.99ユーロ(別途3.1ユーロのファンド、瓶代がつきます)。
約9ユーロだから1200円くらいですか。

こちらは5Lの樽、バーベキューの季節ですからね。
ファンドなしで6.99ユーロ。

左の商品もヴァイツェンとグレープフルーツのMIXです。
他にもイチゴMIXもあるようですね。
330ml、6本入りで約2ユーロ。
右はピルス、500ml x 20本。
これってやっぱり安いですか、日本はビールいくらでしたっけ?
ちなみにお水は。
2LのVittel 6本、この値段です。
買う時はこちらもファンドが別途1.50ユーロつきます。

ドイツは生活必需品が基本的に日本と比べ安いです。(もちろん品物によっては日本の方が安い物もありますよ)
パリと比べても安かったですね。
生活必需品とそのほかの商品とではかかる税金が違っているんです。
ドイツの方が良いとは一概に言えませんが、考え方としては一理あると思いますね。


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