クリスマスマーケットがオープンして「あー、もう年末なんだなー」などと思っているうちに本番が来ちゃいましたね。
私にとってクリスマスは只のイベントでしかありませんが、ドイツや主にキリスト教の国の人たちにとってはとても大事な行事です。
ガラス細工のサンタ。 |
ドイツのクリスマス、当日は家族や親しい関係の人と一緒に、楽しくゆっくり過ごす時間です。
暖かい家の中で美味しいご馳走を食べて飲んで、プレゼントの交換をしたり、ゲームをして遊んだり、、、
とにかく幸せな時間、空間をつくるための努力が半端無いです。
家の飾りもクリスマスモードになりますし、クッキーやケーキ作りもします。
お茶菓子もシュトーレンやレーブクーヘンになって、チョコやヨーグルトもクリスマス限定の物が出ます。
クリスマスツリーも買いました。
テーブルクロスもクリスマス用に変えました。
どこの家でもクリスマスを迎えるにあたって、これくらいはしてそうです。
子供たちが楽しそうに飾り付けをしてました。 |
部屋のあちこちにちょっとしたクリスマスグッズが飾られます。
普段から店などで少しずつ買いためてきた物たちですね。
大きなダンボールが満杯になるほど揃いました。
だけどいつの間に買っているんでしょうか?うちは手造りの木工製品が多いですね。
サンタの杖が折れてますね。中でお香を焚くと口から煙を出します。 |
街も24日の午後になると店がほとんど閉まり、出歩いている人も通りに車も、ぐっと少なくなります。
14時までスーパーが開いてるということで閉店前に飲み物を買いに出かけましたが、見える範囲で通りに出ていたのは私達だけでした。
こんな時に寒い外にいると寂しくなって来ますね。
今年のクリスマスはちょっと賑やかでした。
ハレからママ、日本から友人がすでに来ています。
そして妻が仕事で関係のあるリトアニア人女子医大生もやって来ました。
4ヶ月間の留学だそうで、来月に帰国するためクリスマスはドイツに残っています。
異国で一人きりのクリスマスとなりそうだったため、妻が「来ても良いよ」と声をかけたところ、「喜んで伺います」との返事がありました。
ちなみに初めて知り合ったリトアニア人の女の子は、ラムネちゃんというとても可愛らしい名前でした。
折り畳める紙製の星 |
板を抜いて作ったロウソク立て、蜜蝋で作られた天使など |
窓の取っ手にも磁器の鈴が |
お菓子を食べながら話をしているうちに、外もすっかり暗くなりました。
いつもならここで「そろそろサンタクロースが来るんじゃないか、外に探しに出かけようか?」と、子供たちを連れて街を散歩する必要がありました。
そのあいだに残ったメンバーがプレゼントの準備をするのですが、今年は何とサンタが家にやって来たんですね!
今年こそはサンタを見つけると意気込んでいた子供たちは、サンタの訪問にびっくり。
プレゼントをたくさんもらって大喜びです |
悪い子にはこれをあげるってことでしょうか。
プレゼントを渡す前にやっぱり「何かやってみろ」と言われ、子供たちは学校で習った雀の詩を聞かせ、褒められていました。
でっかいサンタでしたね |
帰るサンタさんにもお礼の絵と手紙を渡し、みんなで見送りました。
子供たちはかなり緊張と興奮した様子で、「サンタ、パパより全然大きかった」とか「すごくいっぱいプレゼントが袋に入ってた」とか言ってました。
ドイツの人は私よりほとんどが大きいって、、、
暖房のスイッチにはパズルの玉がぶら下がってました |
24日のイヴは割と軽めの夕飯を食べるんだそうで、ポテトサラダにソーセージくらいでした。
昼過ぎからずっと食べっぱなしだたから、ご馳走が出ても食べれなかったはずです。
一般的にこの日は鯉など、魚を食べることが多いようです。
リトアニアでも魚を食べるそうです。
もう10数年前のドイツに来て間もない頃のクリスマス、大きな鯉を出されたことがあったのですが、私が本当に一口しか食べなかったため、以来我が家では鯉はクリスマスのメニューから削除されました。
25日の昼ご飯にガチョウの丸焼きが出ました。 |
どうやら欲しかった物がちゃんともらえたようですね。
これは私の部屋の壁に。ロウソクに火をつけると羽が廻ります。 でも上手く廻らなくて少しこげたので、現在着火禁止。 |
この2つも今年は思い出して飾りました。 トナカイってことでクリスマス用ですよね。 ペンギンの帽子にも実は赤いボンボンが付いてます。10数年前にロンドンのリバティーで購入。 |
今年のクリスマスも楽しく過ごせました。
何より良いことですね。
ジルベスター(大晦日)までの間、しばらく街もお店も通常営業に戻りました。
これから私は年賀状書きですね。
クリスマスマーケットも今月いっぱいやっているそうです。
子供たちともう一回くらい行くことになりそうかな。
それでは、みなさま、
良いお年をお迎えください。
学校の先生にあげるために描いたクリスマスカードです |