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2013年12月12日木曜日

ポケモン、Pokémon

最近うちの子供たちのブームになっているのがポケモン。
学校の友達とポケモンカードを交換しているそうで、毎日新しいのが手に入っただとか、3種類揃っただとか言ってます。

特にハマっているのが息子の方。
学校から帰って来るとカードのアルバムを眺め、毎日何回やるのかわかりませんが、出したり入れたり並べる順番を考えているようです。
アルバムも前にハマったスターウォーズの物に、自分で表紙の絵を描いてポケモンアルバムにして使っています。
娘の方はそんな息子の熱にちょっとつられた感じで、一緒になってカードを集めているようですね。
息子が描いた表紙
今月は子供の誕生日とクリスマスがあるため、プレゼントのため子供たちに何が欲しいかさりげなく聞いてるんですが、今は完全に「ポケモンカード」一筋。
とにかく「もっと欲しい」んだそうです。
これはオーマからいつのまにか買ってもらっていた雑誌。
カードが10枚付いてたようですね。
前のアパートに住んでいる頃、近所の郵便局に子供と一緒に出かけたときのことです。
そこの郵便局はちょっとした雑貨屋に郵便局がついている感じで、いつも何らかのワゴンセールをやっているんですね。
たまたま子供が、ワゴンに入ったどれでも1ユーロのコーナーから、ポケモンカードを欲しがったので、1ユーロならと買ってあげたことがありました。
ちゃんとした缶にカードが入っていて、数もけっこうありました。
最初トランプかと思ってましたからね。

その時は「何かのゲームみたいだね、説明書がドイツ語だからパパわからなーい、ママに聞いて〜」とか言って、子供の方もそれっきりだったのですが、カードが今になって大事なコレクションとなったようです。

私はポケモンがどんな話なのか知らないので、カードゲームに関してもまったく知識がありません。
そんなせいか、子供たちはいろいろと説明してくれます。
したいんですね。
「このモンスターが最初はこれで、次にこうなって、最後はこうなる!すごいでしょう?」とか、「これはポイントがいくつで強いんだ」とか、、、
どうやら最終形態のカードがキラキラしていて美しく、なおかつポイントも高いようです。
息子のコレクションより
そんなふうにカードの話を毎日聞かされるのですが、やけにポイントにこだわっているようなんですね。
「このカードは170もポイントがある、つえーでしょう!」とか、、、
しかしゲーム自体をやっている様子はまったくありません。
「このカードゲーム、どうやって遊ぶの?」と聞いても、「知らない」とか言ってるし、、、
カードデータのみでコレクションを楽しんでいるようです。

ある日の学校での出来事です。
日本のポケモンカードもどこで手に入れてたのか、息子が1枚だけ持っていました。
そのカードをとても欲しがった同級生に息子があげようとしたところ、「これは日本のカードだからダメ」と、娘が泣くほどの反対をしたんだそうです。
娘がそれほど言うならと、その時は息子もあげるのを止めたそうなんですね。
それまでカードを1枚も持っていなかった娘は、後日、彼女のことを好きなクラスの男子からプレゼントされたカード3枚を使って、目出たく息子から日本のカード1枚を手に入れたのでした。

娘にカードをプレゼントした男子と、日本のカードを欲しがった友達っていうのはどうやら同じ「彼」らしいです、、、

そんな子供たちの熱さに負けてというか、親馬鹿さというか、私のバカ親魂にもちょっと火がつきました。
amazon jp でポケモンカードをガツンと注文してしまいました。
そして今月日本から遊びに来る友人に、運び屋を頼んじゃいましたよ。
どれを買ったら良いのかまったくわからなかったので、適当ですけどね。

しかしポケモンってすごいですね。
もう何年人気が続いているんでしょうか?
しかもワールドレベルでですからね。
日本のアニメ、漫画は確実に文化として世界に広まっているようです。

このあいだも電車で浦沢直樹の「モンスター」読んでる人がいたし、トラムでは女子高校生でしょうか、高橋留美子の「らんま1/2」を読んでました。
もちろんドイツ語版ですよ。
「おおかみこどもの雨と雪」
DVDやブルーレイでも最近はいろいろと日本のアニメが売られているようです。
私もこのあいだ日本で観れなかった「おおかみこどもの雨と雪」、amazon de ですごく評価が高かったのでブルーレイで買いました。
まだ観てないけどね。

それと子供用にジブリの映画もブルーレイで数本。
こっちで買うと、オリジナルの日本語音声でも観れるし、子供のお友達や日本に興味のあるアニメファンが来た場合(まだ来たことないけど)にドイツ語でも観れます。
その上DVDもブルーレイもドイツの方が安いです。
というか日本はなんであんなに高いんでしょうね?
安くした方が売れると思うんだけど。

アニメと言えば、先日ネットで高畑勲監督の新作「かぐや姫の物語」の予告編を見ました。
なんかすごく心を動かされました。
かぐや姫ってことで、「竹取物語」ですよね。
でも、いったいどういう映画なんでしょう?
「姫の犯した罪と罰」って??
すごく気になってます。

予告編で流れていた主題歌もひっかかりました。
その後いつまでもメロディーが頭から離れないため、このあいだCDを買ってしまいました。
二階堂一美さんの「いのちの記憶」。
このCDも友人が持って来てくれるので聴けるのが楽しみです。



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