子供達からしてみれば、遂に、やっと、という感じだったことでしょう。
学校の行き帰り、マーケットを準備しているところから毎日見続けて来ましたからね。
始まったのに何で行かないの?と何度言われたことか。
日本のお祭りや初詣でもそうですが、大体何処も出店の内容は毎年一緒。
何となく行っちゃいますが、何か食べても大して美味しくもないし、ああいうのって雰囲気なんですよね。
でも子供達には違います。
真剣に楽しんでますから。
ドイツのクリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt) は、各種出店の他にも観覧車やメリーゴーラウンドのような乗り物、ゲームなどのアトラクションが出るためちょっとした遊園地のようになります。
大人達はグリューワインを飲みながら食べて買い物、子供達もいろいろと食べながらアトラクションを楽しみます。
子供達がずっとやりたがってた滑り台。 滑りが悪くいまいち楽しくなかったみたいです。 |
機関車の乗り物、メルヘンの世界を廻ります。 |
参ったのは、妻はアレルギーが出るから無理だと言って私が一緒に入らされたネズミの小屋。
300匹のネズミがおもちゃのお城や船、飛行機の模型屋なんかの上をかけずり回っているのをガラス越しに見るだけの小屋です。
子供達は大喜びでしたが、私には臭くて気持ち悪いだけでした。
こんなの見たがるんじゃないよ、、、
クリスマスマーケットに来たら食べようと思っていた物がありました。
焼きマッシュルームです。
たくさんのマッシュルームにニンニクのサワークリームソースをつけて食べました。
ずっと気になっていたんですよね、これ。
実際食べてみると特別美味しいというわけじゃありませんでした、やっぱり、、、
まあ、いろいろと食べ歩くのもお祭りの楽しみですからね。
娘はヌテラ入りのクレープを買ってもらいました。 |
息子のアレルギーのためです。
マーケットの出店で彼の食べられる物って本当に少ないんですね。
ソーセージなんかでもちゃんと成分表を見ないと、ちょっとしたところに卵や乳成分が使われていたりします。
温かい食べ物も大抵ダメですね。
娘は何でも大丈夫なので余計に可哀想です。
それでも今回はサラミとフライドポテトが食べれました。
これはお菓子なんですけれど文字が入ってて飾りにします。 |
こちらはキャンドル屋さん |
子供達はサンタを見つけるとダッシュで追いかけて行きました。
何を話していたのかはわかりませんが、おそらくプレゼントのお願いでもしたんでしょうね。
サンタから「歌を唄え」と言われたそうです。
学校で習ったフランス語の歌を聞かせてました。
そしてご褒美にチョコをもらいました。
でもそのチョコ、息子は食べれません。
息子は私にくれました。
ごちそうさま。
ガラス細工のお店 |
子供達は観覧車にも乗りたがりましたが、私も妻も怖くて無理なのでそれはオーマが来た時に一緒に乗ってもらいましょうね。
グリューワインも飲めませんでしたが、それも次の時にしましょう。
またすぐに来ることになりそうだしね。
週末はハレに出かけるので、ハレのマーケットにも行くことになりそうです。
クリスマスまで毎日毎晩人々が集まって楽しんでいるクリスマスマーケット。
ドイツの一年で一番幸せな時期かもしれませんね。
ネズミ小屋!クリスマスマーケットに、思いもよりません。地域それぞれですね。
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