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2014年7月29日火曜日

睡蓮

こちらも夏らしく暑い日が続いています。
それでも朝晩は涼しいですけれど。

庭の花達もいろいろと咲き出しています。
池と鉢の睡蓮も咲き出しました。
葉に特徴のあるアーカンシェル以外、どれがなんだったかさっぱりわからなくなっていたのですが、花が咲いたおかげで判明しました。

まず最初に咲いたのがアーカンシェル。
美しいです。
斑入りの葉も、薄いピンクの花も本当に奇麗。
花芽も次々出してくれるので、長い間楽しませてくれます。

そして2番目に咲いたのが、オールモストブラック(おそらく)。
ブラックプリンセスかとばかり思っていたのですが、何か違うような気がしています。
日本で咲かせたブラックプリンセスは、確かにもっと黒かったんですよね。
その後、何故か購入してしまったオールモストブラックは、王女様ほど黒くなかったんですよ。
この2種のわかりやすい見分け方、ご存知の方がいたら教えてください。
ブラック・プリンセス / 2011年開花時
黒いでしょう。

そして3番目に咲いたのがペリーズオレンジサンセット。
実はこれもグレッグズオレンジビューティーを期待していたのですが、どうやら違ったみたい。
それでもとても美しい睡蓮です。
少し黄色がかった薄いピンクですかね。
オレンジとまでは言えませんが、微妙な色合いは見てて飽きません。

しかしそれではグレッグズオレンジビューティーは何処に?
庭には葉に赤い斑が入る種類はこれだけだったんですが、、、
欲しかった時には売り切れで、一年近く待って手に入れたんですよね。
そして花が咲いた時も一番感動したグレッグズオレンジビューティーなんです。
なかったのはちょっとショック。
もしかしたらママの庭にあるのかな?
グレッグズ・オレンジ・ビューティー/2011年開花時
睡蓮の花が咲き、庭の池もとても見栄えのする池となりましたが、この池をセットした頃からずっと続けているプロジェクトがあります。
それは苔育成プロジェクトなんですね。
池の淵にはカキツバタなんかを植えているのですが、その淵に苔も敷いているんです。
ちょっとまとまった苔を見つけると集めてきては、土の部分に敷いて根付くのを待っているんですね。
プロジェクト言うほど大したもんじゃないのですが、これがなかなか上手くいきません。
何故なら邪魔をする奴がいるからなんです。
せっせと集めてきては敷いている苔達を、次の日には土ごとほじくり返して苔を吹っ飛ばして行く奴がいるんですよ。
おそらくアムゼル(ヨーロッパクロツグミ)だと思うんですけど、もう長いこと敷いては掘り起こされというのを繰り返しています。
むかつく、、、
こんな感じに敷いているのですが、、、
苔なんて庭のあちこちに生えているし、ほじくったって彼らの食事になりそうな物なんか出てきたりしないのに、何でわざわざ新しく置いたところをひっくり返して行くんですかね?
しかも外した苔を池の中に落としていきやがります。
大抵敷いた次の日にすぐやられるんです。
どこで見ているんでしょうか?
まったく、、、


私にとって今、庭での一番の楽しみはこの睡蓮たちなのですが、果物や野菜の実もなってきています。
この間はサワーチェリーを収穫をしました。
これは収穫のほんの一部。
食べるとけっこう渋みがあります。
我が家はしぼってジュースにしました。
杏もそろそろ収穫して良いようです。
杏酒とジュースを作ろうと思っています。
大きな瓶とお砂糖を買って来ないと。

まだまだ楽しみは続きそうですね。

2014年7月15日火曜日

日本旅行 〜東海編

ブランデンブルグ門特設ステージ
Yahoo! de より
ワールドカップ優勝のドイツ代表が本日、凱旋しました。
ベルリンのテーゲル空港からブランデンブルグ門の特設ステージでまでバスで移動したのですが、沿道からものすごい数のファン達が集まりました。
空には特別に低空飛行を許可された飛行機まで飛ばしてのお祝いパーティー。
ブランデンブルグ門前だけで50万人くらいだそうです。
空港からの沿道に集まった人たちも入れると、いったいどれだけの人達が!
私も行こうかと思ってたのですが、行けば良かったかなー。
きっと大変なことになってましたね。
選手たちの乗ったバスからの写真だそうです。
Yahoo! de より

さて、そろそろ忘れちゃうので旅行記の続き、最終回です。

東京から再び列車に乗って岐阜県のへ。
瑞穂市に住むお友達(女性)の家に泊めていただきました。
彼女とは妻が大学生の頃からのお付き合いで、当時彼女もベルリンの音大に通っていました。
私と妻が知り合うより前からのお友達なので、すでに20年近く関係が続いているんですね。

昨年の12月には彼女が我が家に遊びに来てくれました。
半年振りくらいの再会です。
ご両親とは日本を離れる前にお会いした以来かな。
子供たちが彼女にピアノを習っていたので、時々(本当に時々)彼女の家まで通ってました。
レッスンが30分で、その後ご両親と一緒に夕食をご馳走になり、お風呂まで入れさせてもらって帰るという、何しに行ってるんだかまったくわからないピアノレッスンでした。
本当にお世話になってたなー。

そんな彼女のお家はお寺さんなので、とても広いんですね(本堂や梵鐘があるくらい)。
お父上は時々法衣に着替え法事に出掛けたりしていました。
彼女の家では本当にゆっくりできました。
私の実家は東京で幼稚園をしていたのですが、園長がお寺の住職で父親の叔父でした。
近所にお寺もあったので、子供の頃からお寺ではよく遊んでいたんですね。
とても落ち着くことができました。
そして友人の案内で近所のコンビニやモスバーガーに行ったり、ホームセンターに行ったり、買い物ばかりでしたけど、自由時間を堪能できました。
お庭生えてる植木の種を拾ってます

それと夜に蛍を見に連れて行ってもらいました。
何ていう所かは忘れちゃいましたが、岐阜の何処か山の方です。
小さな川を挟んで両側にものすごい数の蛍が!
子供の頃、埼玉の何処かへ毎年蛍を見に行ってましたが、そんなレベルじゃないほどの数でした!
実に幻想的、美しさに言葉を失いました(おそらくゲンジボタル)。
でも昔の日本ではごく当たり前な初夏の夜の風景だったんでしょうね。
どれだけ美しかったんでしょうか。

2泊3日の瑞穂滞在を終え、旅行の最後は愛知県の犬山です。

犬山での3日間はとてもたくさんの人たちと会うこととなりました。
朝から晩まで予定がいっぱいで、出掛けっぱなし!
どこのお偉いさんだよと思うほど忙しかったです。

妻の元同僚のご実家に泊めていただいたのですが、ご両親とは夜遅くなって帰ってから寝る前の数時間と、朝のちょっとした時間しか話せなかったので、久しぶりにお会いできたのになったのにちょっと残念でしたね。

ドイツに引越す前、犬山には9年ほど住んでいたのですが、その9年間の出会いは私たち家族にとって宝物です。
子供たちがお世話になった保育園の先生方、小児科の先生に看護士の方々、住んでた家のご近所のみなさん、妻の職場の方々、大家さん、国際交流協会に元日独協会のみなさん、ドイツ語講座の生徒さんたち、健康面でもプライベートでもお世話になった歯科医の先生
(医院のスタッフのみなさんも)、喫茶店のママさんたち、現そして前市長さん、その他いろいろな縁で知り合った人たち、、、
久しぶりにお会いできて、本当に楽しく、嬉しかったです。
これからもよろしくお願いしますね。
仲の良かった人たちとリトルワールドへ出掛けてきました。
何故か犬山滞在中はあまり写真を撮らなかったんですね。
ほとんどの人たちと2年半振りくらいの再会だったのですが、その過ぎた時間を感じさせないくらい自然だったため、写真を撮っておこうという気にちっともなりませんでした。

犬山最終日は広島から両親と叔母も来て、名鉄犬山ホテルに宿泊。
再び家族でゆっくり夕飯と温泉を楽しみました。
また来たくなる良いホテルですね。

ホテルをチェックアウト後、歯科医の先生に昼食をご馳走になりました。
一緒にいた都合上、何故かうちの両親と叔母も一緒に!
本当に申し訳ありません!
美味しい鰻、そして食後の珈琲、ごちそうさまでした。
東海地方は鰻がマジで美味しいですね。

犬山を出発して中部国際空港へ。
飛行機が朝出発するので、前日から空港にホテルに宿泊しました。
空港では最後の買い物です。
私は子供たちとお揃いでTシャツ、父とお揃いでサングラスを購入、妻は八戸のユニクロで注文した商品を中部国際空港店で受け取りました。
そして中部国際空港に来るといつも食事をするのが、お魚の味醂粕漬けのお店「鈴波」。
今回も美味しくいただきました。

久しぶりの日本旅行、いろいろと出掛けて楽しかったです。
それに美味しかったー。
お寿司にお刺身、鰻、穴子、粕漬けに塩焼き、そして懐石と、ドイツでは絶対に食べれないお魚もいっぱい食べれました。
お肉もしゃぶしゃぶ、焼き肉、唐揚げ、和牛ハンバーグなど、日本のお肉は本当に美味しいですね。
今回はラーメンを食べれなかったんですよ。
餃子も。
残念です。
それと行く気満々だったのに結局行けなくて食べれなかった、ハングリータイガーのハンバーグステーキ。
この次は必ず食べに行こう。

美術館も行けなかったのは残念でした。
日本画の良い作品を観たかったんですけどね。
神社仏閣もほとんど行けなかったですね。
次回がいつになるかは未定ですが、そのときは子供たちも大きくなっているので、美術館や神社仏閣も大丈夫でしょう。
それも楽しみです。

今回の旅行で人との縁の深さを改めて思いました。
お世話になった人たちには只々感謝。
多くの出会いに感動しています。
今続いている関係を壊さないように、大切にして行きたいですね。
これからもよろしくお願いします。

2014年7月14日月曜日

ヴェルトマイスター!

ドイツ優勝おめでとう!
Yahoo.de より

本当に優勝しちゃいました!
今、夜中の1時ですが、花火が上がってます。
車のクラクションも聞こえて来ます。
きっと繁華街では大変な騒ぎになっていることでしょう。
ベルリンのブランデンブルグ門とか、もうメチャクチャでしょうね。
Yahoo.de より

決勝戦はこちらの時間で夜の9時キックオフ。
普段なら子供たちは寝る時間なのですが、今回は特別。
家族で近所の友人宅に観戦に行って来ました。
友人宅に出掛ける前。
本当はもっと人の集まる所で観たかったのですが、多くの人に(行くのを)止めた方が良いと言われました。
「そんなところ行っちゃいけない、まして子供なんか絶対連れて行っちゃダメだ」ですって。
聞いたのが全部女性だったからかもしれませんが、、、
どちらにしても、勝って良かった。
この日のために帽子を買って応援の準備をしていました。

それにしても緊張感のある試合でしたね。
試合終了の笛が鳴るまで、ずっとドキドキして観てました。
アルゼンチンの調子も今回は妙に良かったし。
ファールの判定とかではみんなブーイングでしたけど、ドイツ、決めてくれました。

メッシは確かにすごい選手ですが、大会MVPとかどうなんでしょうね?
むしろシルバーボール賞のミューラーとか、ラームの方が良かったんじゃないでしょうか。
個人的にはキーパーのノイアーにあげたいです。

娘は延長戦前に力つきて寝ちゃいましたが、息子は最後までがんばって観てました。
得点のシーンはみんな大声を上げてハイタッチでした!
それでも娘は起きなかったです、、、

あまり好きな選手じゃないけれど、ゲッツェのシュートは素晴らしかったですね。
途中出場ですが、決勝点を決めた彼はMOMになりました。
ヨーギー(監督)の采配がまたも的中でした。
ゲッツェの得点シーン
Kai Pfaffenbach/Reuters   Yahoo.de より
男前なヨーギー。
Darre  Staples / Reuters  Yahoo.de より

選手たちの怪我もすごかったですね。
カウンターでのショルダータックルあり、流血あり、、、
想像もつかないくらいのプレッシャーの中での連戦、選手たちは本当にお疲れ様でした。
これからしばらくはこのワールドチャンピオン、ヴェルトマイスターの話題で盛り上がりそうですね。
絶対にマグデブルグには選手たちは来ないでしょうけれど、凱旋パレードとか超盛り上がるんでしょうね。
大会最優秀GKのノイアー、本当にすごかった。
ミューラーも、良い人そう、、、

ドイツの優勝は24年振り、統一後では初です。
ドイツの人たちの喜びは半端無いでしょうね。
優勝を優勝国で体験できるなんて、とてもラッキーです。
明日とか、街はどうなんでしょう。
本当におめでとう!


2014年7月9日水曜日

日本旅行 〜東京編その3

ワールドカップ・ドイツ代表、ブラジル相手に凄まじかったですね。
3点目までは喜んでましたが、それ以降は信じられないという気持ちでいっぱい。
後半にはいってからはブラジルが気の毒で仕方がありませんでした。
7−1という大勝、嬉しさを通り越して恐い感じすらあります。
初戦のポルトガル戦以降、いまいち調子が上がらずメディアからはけっこう叩かれていたドイツ代表ですが、準決勝は大爆発でした。
各地で夜遅くまで大騒ぎだったようですよ。
なんかうらやましい、、、
クローゼ、W杯最多得点記録更新おめでとう!

決勝戦は子供たちも連れてパブリックビューイングとかに見に行きたいですね。
ドイツでは13日の夜9時からです。
子供たちにとっては普通なら寝る時間ですが、がんばってもらうしかないかな。

さて、、、日本旅行記の続きです。
里帰りの旅も約3分の2が過ぎ、八戸から再び東京へ戻りました。
朝早めの時間にハヤテに乗ったので、昼には東京へ着きました。

その日は私と子供たちのグループは、妻とは別行動です。
彼女は先日予約したマッサージ屋さんのある浜松町へ、私と子供たちは月島にあるフクロウのカフェへと行きました。

「フクロウのみせ」というのが正式なお店の名前だそうです。
1時から受付が始まって2時からお店に入れるそうで、遅く行くと夕方とかになっちゃうらしいんですね。
勝手が分からないので私たちも、とにかく急いでいきました。
その日の東京は小雨、日本に来てから初めての雨です。

住所を調べて行ったのですが、方向音痴なためやっぱり道に迷いました。
ぐるっと大回りしてお店に到着。
1時20分前でしたが、すでに10人ほど並んでいました。
私たちの前のカップルが少し後の時間を予約してくれたためか、1時間後の2時に予約できました。
ラッキー!
子供を連れて何時間も待ってられませんよね。
月島は高校生の時に、友人宅に遊びに行ったり「もんじゃ」を食べに行った以来。
こんなところだったっけ?って感じでした。
道に迷って通った商店街は懐かしい感じもしましたが、さっぱりでした。

近所のファミリーレストランで食事をして時間をつぶし、いざフクロウのお店へ。
大きいフクロウたち

15分ほど説明を聞き飲み物を注文して、フクロウとのふれあいタイムが始まりました。
思ってた以上に数も種類も多くいて、ちょっと驚きました。
全部で20羽近くいたんじゃないでしょうか。
触れるのは大小10羽くらいだったかな。

小さいフクロウたち

みんな並んで止まっていて、すごく大人しいです。
大きいのはさすが猛禽類、やっぱり迫力がありますが、フワフワでとても可愛らしいです。
お客さん達は大興奮。
もちろん子供たちも大喜びでした。
他のお客さんが盛り上がっているのを見て、私自身はちょっぴり冷めてました。

なぜかというと私が学生の頃、家にフクロウがいたんです。(入手ルートは知りません)
上の写真で一番左にいる、いわゆるフクロウという種類のものでした。
私に一番懐いていたため、部屋に放したまま寝ちゃったりしたこともあり、夜中に上に乗られて鼻や唇やを噛まれたりしたこともあります。
もちろん甘噛みですよ。

そんなわけで、フクロウは私にとって割と身近な鳥なんですね。
触りたいというよりも、見ていたいという感じでした。
夏の日の夜に突然体調を崩し、死んでしまった家のフクロウを思い出してました。
今でもフクロウは一緒に生活したい鳥、ナンバーワンですね。
娘が真っ先に腕に乗せたのはメンフクロウ
一昨日洗濯物を干しに屋根裏に行ったら、またしてもツバメが迷い込んでいました。
ガラスに当たって困っていたので、捕まえて家のベランダから放しました。
ヨーロッパアマツバメ、私にとっては今一番身近な鳥かもしれませんね。

それと何処から迷い込んだのか、鴨の親子がガーテンのお隣さんのところにいました。
お隣さんが飼っている鴨ではないので、ガーテンの敷地内か、もしくは近所のどこかで子供を孵して連れて来たんでしょうか。
子供たちはフェンスの隙間から私たちのガーテンにも入り込んで来ていたようですね。
親鳥の後を付いてまわる6羽のヒナ達、とても可愛らしかったです。
次の日はもういませんでした。
何処へ?
お隣さんの庭でくつろぐ鴨達。
近づくと逃げます。

子供たちには大きなフクロウたちはちょっと恐かったようで、小さいのばかりを腕に乗せてもらっていました。
小さいといってもハトくらいはありますし、目が大きいのでやっぱり特別な鳥という感じがします。
ミミズクは見た目も格好良いので、私も腕に乗せてもらいました。
さすがに大きいのでずっしり。
羽を広げると1.5m以上になるんじゃないでしょうか、羽ばたくとすごい風でした。

家に居たフクロウは爪を切っていなかったので、私の腕は当時いつも傷だらけでした。
普段は爪を立てないように乗ってくれているのですが、羽ばたいた時に飛ばないようにしっかり握られるとさすがに爪の鋭さで傷ができちゃうんですね。

フクロウたちは人に無関心なのか、とてもマイペース。
小鳥のようにせわしなく動き回る鳥じゃないため、落ち着いてじっとしています。
特にお店のフクロウたちは人慣れしているようで、まったく動じません。
お客さん達に代わる代わる触られても、ちっとも乱れないのはさすがですね。

子供たちも大満足でした。
お客さん同士も普通に会話したり、写真を撮りっこしていたり、和気あいあい。
これもペットの癒し効果でしょうか。

東京も最後の夜となります。
妹達と焼き肉を食べに出掛けました。
お店のスタッフも子供のアレルギーの件でとても親切に対応してくれました。
基本的に焼き肉は大丈夫なことが多いです。
久しぶりの焼き肉。
盛り上がってる気持ちほど実際は食べれなかったのですが、また食べにいきたい!
なんでドイツに焼き肉屋さんないんでしょう?

次の日から、東海地方。

2014年7月1日火曜日

日本旅行 〜八戸編

親友の住む青森県八戸市に遊びに行きました。
八戸には彼の引越が決まってから今までに数回行っていますが、いつもすごく遠い所のイメージがあるんですよね。
実際、東京から八戸まで新幹線に乗ってしまえば3時間で着いてしまうのに。
時間にしたら東京ー大阪間くらいでしょうか。
もっと遠いところのように感じます。

友人家族の住む家は八戸駅から更に車で20分ちょっとくらい。
種差海岸の近くです。
東山魁夷の作品「道」は、種差海岸の風景が元になったそうですね。
東山魁夷 「道」1950年 東京国立近代美術館蔵
友人のところは男の子2人兄弟の4人家族。
長男はうちの子供たちより半年くらい年上なのかな。
久しぶりに会ったのに、すぐに仲良くなって遊び出してました。
弟の方は今回が初対面。
弟君、がんばってお兄ちゃん達に付いて行く姿が微笑ましいです。
男兄弟はたくましくなりそうですね。

友人は高校で美術の先生をしています。
生徒にとっては話の分かる先生という感じでしょうね。
良く「服装の注意とかするの本当に嫌だ。好きにさせた方が生徒が何を考えてるかわかりやすくて良いんだよ」と、言ってましたけど、確かにそうですよね。
高校生らしくとかって、いったい誰の基準で「〜らしい」なんでしょう?

前から乗り物が好きだった友人ですが、最近再びバイク(Buell)を購入したようで、私も久しぶりにすこしだけ乗せてもらいました。
10年振りくらいのバイク、、、怖かったー。
娘がすごく心配そうに見てました。
「パパ、バイク乗れるの?」ですって。
Buell XB9S Lightning (おそらく)
ハーレーのエンジンを搭載しているにもかかわらず、ホイールベースは250ccクラス並み。
サイドスタンドで停めている状態でエンジンをかけ乗る準備をしていたら、エンジンの振動でバイクが動き勝手に倒れたそうで、クラッチレバーが折れたんですって。
ちょうど新品のレバーが届き交換してました。
交換したてのレバーを私が転んで再び折ったりしちゃったらと思うと、すごく緊張しました。
しかし、エンジンの振動でバイクが倒れるって、、、
子供たちは自転車で遊んでました。
乗り物好きですね、、、
お兄ちゃんは最近新しい自転車を買ってもらったそうなのですが、友人の好みと子供の流行りがまったく合わないらしく、購入時は店で泣かれて大変だったと言ってました。
「タイヤが小さいと友達から馬鹿にされる」んだそうで、格好の良いBMXタイプとか絶対に嫌なんだって。
小学生の世界もいろいろあるんですね。

2泊3日の八戸滞在。
2日目は先生も学校を休んでくれて、一日いろいろ付き合ってもらいました。
妻がずっと行きたがってた道の駅に連れて行ってもらったり、ショッピングモールで買い物したり、、、結局買い物ばかりです。

震災時には津波で大きな被害が出たという八戸港も通りました。
でかい船が港に打ち上げられていたという話を聞き、想像すらできないほど強大な自然の力に、言葉をなくしました。
友人達は、被災した人たちに悪いようで震災時の記録をあえて撮らなかったと言ってました。
今思えば少しくらい撮っておけば良かったと思うとも言ってましたが、その気持ちはわかりますね。

種差海岸にも行きました。

ウミネコ
近くにある蕪島が繁殖地のためかいっぱいいました。

子供たちはサッカーをしたり、鬼ごっこをしたり、貝を拾ったりして遊んでました。
途中霧(やませ)が出て肌寒かったりもしましたが、潮風が気持ちの良い所でした。
また来よう。

懐かしいお友達とゆっくり話も出来、あっという間の3日間でした。
すっかりお世話になっちゃいましたね。
彼らもドイツにも遊びにきてくれれば良いんですけれど。

再び東京です。