金曜の午後には妻の職場に大学病院の外科から、道路の凍結に注意してくれという連絡が廻って来たとのこと。
滑って怪我をし、外科に担ぎ込まれる人が続出したようですね。
そんなに滑るの?と思っていた私も、月曜の朝になって子供を学校に連れて行く時、道に凍の膜ができているような状態で、滑らずに歩く難しさを思い知りました。
石畳の歩道なのですが、霜で濡れた石の表面が凍ったんでしょうね。
我が家からトラムの停留所までの約5分弱の道のりで、娘は3回、息子は1回ころびました。
私自身も転びこそしませんでしたが、お弁当袋を振り回すほどの滑りを2回ほど。
恐ろしかったです。
気温がマイナス4℃くらいで雪はまだ降っていない状態だったのですが、空気中の水分が氷の粒になって落ちてくるような感じでした。
本格的なドイツの冬、到来です。
そして次の日から朝は一面真っ白。
子供たちは大喜びでした。
日増しに積もっていく粉のような雪の中で、思いっきり遊びたいようですね。
トラムを待っている間とか、雪が積もっているところを見ると「遊んでいい?」と、聞いて来ます。
ちょっとだけねってことで好きにさせていますが、いつか思いっきり雪遊びをさせてあげないと。
こんなときには犬でも飼っていれば良かったなと思います。
ドイツは歩道に雪が積もると、小さな砂利を撒いたりして滑り止め処置を行います。
歩道用の小さな除雪車が雪を払い、砂利をまいて行きます。
私たちが住む地域のように集合住宅が並ぶ通りでは、そのアパートが契約しているハウスマイスターがアパート前の道の除雪をおこなってくれます。
ハウスマイスターの仕事をしている知り合いは、冬になると毎朝4時くらいから除雪に出かけなければならないそうです。
厳しい、、、
この雪かきを怠けたせいで、通行人が怪我をした場合、責任が管理者にかかってくるみたいです。
お店などをやっている場合は、そのお店が責任を持って雪かきをしなければならないようですね。
ちなみに私たちのアパートは、この管理人さんはけっこういい加減。
中庭にあるゴミバケツの出し入れや、階段の掃除、建物の電球の交換など、あまりしっかりやっているとは言えません。
利用頻度が高いゴミバケツはそれなりにやってくれているので、特に問題もないんですけれどね。
道が凍った時に一番危なかったのがうちの前でした。
金曜日に子供たちをソリに乗せて出かけて来ました。
そろそろまとまった量の雪も積もり、また積もった雪もきっちり踏み固められたりして、ソリが使えるようになりました。
きちんと除雪されたところでも道の端の方に雪がたまっているため、けっこうソリを引けるんですね。
ガーテン敷地内 |
昨年ママにもらったソリの初乗りですね。
普段は家で留守番するという息子も大喜びでついて来ました。
ドイツでは雪が降ると子供を乗せたソリを引く姿を良く目にします。
散歩くらいならベビーカーよりもソリの方が雪道は楽なのかもしれません。
子供にとっても楽しいだろうし。
バレエ教室 |
2人合わせて45kgぐらいだと思うんですが、バレエ教室まで歩いて10分弱。
思っていた以上に重かった。
娘を送った帰り道は息子1人を乗せ、再び来た道を戻ります。
往復で20分強というところですが、汗ダラダラで足がふらつきました。
子供たちが楽しんでいたので、私にとっても良い運動ということにしておきますか。
まだまだ寒くなるという予報。
しばらくはソリを使って子供たちと楽しめそうです。