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2016年3月8日火曜日

ライプツィヒ

朝も日が昇るのが早くなってきました。
ちょっと前まで子供たちの登校時間はけっこう暗かったのですが、最近はすっかり明るくなり、春が近いのを感じさせてくれます。

子供たちを路面電車乗り場まで送った後、近所をしばらく散歩することにしています。
先日はカメラを持ってちょっと長く歩いてきました。
まだ寒いのに野鳥達は元気ですね。
ヨーロッパコマドリ、なんかもう見慣れちゃいました。
先週末はライプツィヒに行ってきました。
今回はファミリーコンサート鑑賞。
ゲワントハウス内にあるメンデルスゾーンの彫刻

ライプツィヒといえばゲヴァントハウスオーケストラです。
曲目は Tristan Schulze の「 Die Tiere des Jadekaisers - Ein doppeltes Doppelkonzert für Doppelrohrblsttinstrumente und Orchester 」
演奏はゲヴァントハウスオーケストラで、指揮者は Andris Poga 。


「翡翠皇帝の動物達」ってところでしょうか。
でも、その後のドッペル、ドッペルって、日本語にするとどうなるの?
「ダブルリード楽器とオーケストラのための二重奏曲」みたいな感じなんでしょうけど。

ダブルリードの楽器は オーボエ、イングリッシュホルン(コーラングレ)とファゴット、コントラファゴット でした。
Gundel Jannemann-Fischer / Oboe, Englischhorn
Eckehard Kupke / Fagott, Kontrafagott

演奏家二人がそれぞれ二種類の楽器ということでドッペルなんでしょうか?
作曲家のトリスタン・シュルツェさんはチェロ奏者としても活躍しているそうです。
初演ということで、作曲家も来ていたようです。

そして今回もまた子供たちの良く知っている俳優さんが、語り部として参加していました。
Malte Arkona / Sprecher
このマルテ氏、子供たちが見ているテレビ番組によく出てますね。
週末の子供向けクイズ番組なんかで司会をやっていたような気がします。
テレビでは気にしていませんでしたが、なかなか良い声でした。

ファミリーコンサートということで、お客さんも家族連ればかり。
6歳からということだったのですが、赤ちゃんや幼児も多く、けっこう泣き叫んだりフラフラしたりしてました。
娘はそっちの方が気になって、コンサートにいまいち集中できなかったみたいです。
「最初からなんかつまらなくなっちゃった」だって。
ちょっと残念です。

私にとってはマルテ氏の語るストーリーがいまいち理解できなかったので、途中から頭に入れるのをやめ、聞き流すことにしましたが、演奏の方はさすが一流オーケストラ。
弦楽隊だけの演奏でしたが、音の美しさにうっとりしちゃいましたよ。
一曲一曲が短く、聴きやすいメロディーばかりだったのも良かったです。

演奏会終了後、入場口でマルテ氏が子供たちとの記念撮影をしていました。
もちろんうちの子供たちも一緒に撮ってましたよ。
子供たちには私が一番最初に買ったデジカメ、ニコンのCOOLPIX 950 を渡していたのですが、このカメラ、液晶モニターを見ながらレンズ部分を180度廻せるため、自撮りしやすいんですね。
マルテ氏に「すごいカメラだな」と、驚かれたそうです。
古いだけなんですけど。

5月にもこのファミリーコンサートのシリーズで、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」があるようです。
行きたいなー。
テーマが「水とカッコー」ってことなので、鳥好きな娘もこれ大丈夫かな? 


2 件のコメント:

  1. こんにちは。日本でファミリー向けのコンサートとなると、ジブリやディズニー、クラシックの超有名曲が定番な気がします。演奏が素晴らしければ、もちろんそれも価値あることと思いますが、ケヴァントと言い、ベルリンフィルと言い、子供たちの未知の感性や脳力?を「信じて」いますよね。
    余談ですが、今ケヴァントは日本ツアー中。トマーナも一緒にマタイの公演をしています。合唱団の子たち、長丁場のマタイではさすがに途中でモゾモゾしたりするみたいで、微笑ましいと友人が言ってました♪

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    1. 子供たちにも上質の本物を、ということでしょうね。開演前にはオーケストラのメンバー数人が、子供たちに楽器に触れさせて音を出させたり、簡単な曲を弾かせたりしていました。このコンサート、Sparkasseなどいくつかの企業が先着100名の子供を無料招待にしてくれたんです。私たちもチケットを購入した時に子供分が無料になっていて、ちょっとびっくりしました。文化の育成、アーティストや企業の社会貢献。太っ腹です。すごいですよね。

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