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2015年12月7日月曜日

テスト!

先日の日曜は第二回目のアドヴェントでした。
息子は妻とサッカークラブのクリスマス会に参加。
夕方遅くまで留守にしていたため、家族揃ってゆっくり2つ目のロウソクに火を灯してクッキーを、、、なんて時間がなかったのですが、ご近所の日本人仲間が手造りのシュトーレンとクッキーを持って来てくれました。
短い時間でしたがお茶をしてちょっとした世間話を。
日本語で普通にしゃべれるのって良いですね。
もっと頻繁に連絡を取るべきかも。

(今回の写真は本文とまったく関係ないです)
先々週、妻の同僚宅にクッキー作りに出かけました。


気がつけばもう2回目のアドヴェントが来てしまっていたように、あっという間に師走ですね。
街にもしっかりクリスマスマーケットが出来上がって、けっこう盛り上がってます。
先週は金曜に語学学校でテストがあったため、はっきり言ってアドヴェントのことなんかすっかり忘れてました。(もともとあまり関係ないことだし)

普段あまりストレスを感じない私も、周りのクラスメートのナーバスな空気に当てられてか、ちょっとだけ緊張とかしちゃってましたね。
終わってしまえば、自分の実力以上に出来るわけもないので「あんなもんだろ」という感じでしょうか。
特に良い手応えがあったわけでもないのですが、悪い出来でもなかったように思います。
結果はどうなんでしょうね?
これは我が家のクッキー制作風景

テストは、聞く、読む、書く、話すの4つの課題で行われました。
聞くテストはCDで再生されるドイツ語を聞いて、質問に答えるというものでした。
駅のアナウンスやラジオの交通情報、スーパーの特売情報、留守電の内容や事務所での上司と部下の会話などですね。
型抜き中

例えば、、、
「あなたはドレスデン行きの列車に乗りたい、何番線に行けば良いのか?」という質問で、駅のアナウンスを聞きます。
「本日12番線に発着予定のドレスデン行きの列車は路線工事のため、10番線でもなく9番線の発着となります、、、」
答えを3択から選ぶわけですが、こんな感じで引っ掛けてくるんですよ。
焼き上がったクッキーにデコレーション

職場で働く女性誰さんが、上司の誰々さんに休暇の相談します。
「来週の月、火と休みたいんだけど何とかできませんか?」
『いや、君はこの間2週間休んだじゃないか。』
「でも今回は観たいお芝居が何処何処の街であって、それにどうしても行きたいんですよ。」
『他の同僚達も長期休暇に入っているから無理だよ、、、』
みたいな感じですね。
その会話を聞いて、質問に答えます。
誰々さんは誰さんの職場の上司である、、、正しいか、正しくないか。
誰さんは来週どうしたいのか? 3択から選ぶ。
こんな感じ!

何となく聞いているとアッという間に聞き逃すので、けっこう難しいというか、私は苦手です。
CDだから「もう一回言って」とか無しだし。
1回目のアドヴェント

読みのテストは、短い文章を読んで質問に答えるという普通の問題ですね。
面白いのは、誰にどの情報が最適かというのを選ぶ問題ですね。
いろいろな仕事募集の記事や旅行会社の宣伝、不動産空き部屋紹介や引越屋の案内など、ミニ情報がいくつも( a から j までとか )書いてあります。

*問題:誰さんは二部屋のアパートを探している、最も大事な条件は街の中心部にあるということ。
こんな感じで、最適な情報を選びます。
マッチにしない場合の x というのもあったりします。
というか確実に一問は答えが x になるようです。
これはちょっとした違いを確かめなければならないため、けっこう時間がかかるタイプの問題ですね。
先週ママが来てました。グリュンコール作ってくれました。

それとか、市役所みたいな建物の案内板を見て、何階のどこどこに行く必要があるかを答える問題もありました。

*問題:あなたは新しい車を購入しました、何階に行く必要がありますか?
*問題:引越すため古いベッドを捨てたい、何処に行けば良いのか?
戸籍課とか秘書課とか車関係の課とか、案内板を見て行き先を選びます。
問題も本当に実用的ですね。
解らないと現実に困ることがそのままテストになっています。
グリュンコールと一緒に豚の首の部分や薫製のソーセージを食べます。
もちろんジャガイモも!

そして筆記では、手紙やメールを書かなければなりません。
2択でどちらか好きな方を選んで書くという問題でした。
制限時間は30分。

1:あなたのアパートは、住人が皆協力して月に何回かアパートの階段などを掃除することになっています。ところがあなたの隣人はこの掃除に参加しないため、大家さんに隣人に対する苦情を伝えたいと思っています。

2:あなたの姉(妹)が結婚することになりました。彼女は結婚式にあなたの家族も参加することを望んでいます。しかしあなたの子供は普通に学校があります。担任の誰々先生に手紙を書くことにします。

私は自分にとってより身近な、子供が学校を休むことになるという(2)の方の手紙を書きました。
この筆記問題では、下記のようなヒントというか、書き入れるべき内容が記されているんですね。

*なんで書くことになったのか
*いつから休むのか
*学校を休ませることに対して申し訳ないという気持ち
*宿題

これらを文章に入れつつ手紙を書かなければなりません。
なんとか最後まで書きはしましたけど、文章の内容(正しい文法や言い回し)が試験のレベルまできちんと届いているかは謎です。
グリュンコール、盛りつけました。

そして最後はクラスメートと二人組みになって行う「話す」テスト。
これは2人の試験官と面と向かって座り、3つのテストをすることになりました。
まず自己紹介。
渡された紙に記されていた、あなたの名前、産まれた街、今住んでいるところ、仕事、何語を話す、という5つの内容を語ります。
すると、試験官からいくつか質問があるんですね。
私は仕事のことでした。
昔やっていた貴金属のデザインについてで、銀と金とじゃどっちが好きかとか聞かれました。
画家とかイラストレーターとか言っとけば良かったと少し後悔してます。

次に写真を渡されて、その写真の内容を説明します。
私の写真は、自転車に乗るスーツ姿のおじさんが交差点にさしかかっているところでした。
こうやって書いたように言えれば、本当にもうこれ以上特に言うこととか無いんですよね。
スーツを着て、ネクタイを付けているから仕事に行くところか、もしくは帰るところかなんて言って、多少色を付けましたけど。
すると、試験官から質問が。
「あなたの国では自転車を利用する人が多い?」
この質問、難しいですよね。
都市部では交通量が多いから自転車はけっこう危ないとか、電車やバス、車を使う人が多いとか、学生は自転車も使うとか答えましたけど、ここでもやはり素敵な言い方が出来たかというと、、、ちょっとなーって感じでした。
それから鳥の丸焼き

そして3つ目はクラスメートとペアになってディスカッションするというテスト。
私たちのディスカッション・テーマは、
語学学校が終わりある程度な時間が過ぎた頃、久しぶりにクラスメート達と会うためのパーティーを企画するという内容を、話し合うというもの。
渡された紙に書かれた問題を正しく理解して、パートナーとディスカッションするのですが、これが本当に難しい。

私の場合、パートナーの言ってることを理解するのがまず難問だったりするんですね。
私のパートナーはドイツに28年住んでいるという非常に親切なベトナム人のおじさんなのですが、訛りがきつくて言ってることが本当に良くわからないんです。
前に他のクラスメートと練習をした時、すごくやりやすかったんですよね、、、

そしてまた彼は良くしゃべるんですね。
練習の段階では、他のクラスメートからダイアログじゃなくてモノローグだ、と言われる程彼ばかりが話しました。
私にも話すタイミングをくれっていう感じです。
今回はまず私から質問するという取り決めを行い試験に臨んだので、ある程度会話として成立していたのですが、彼、私の質問とかほとんど答えなかったんですよね、、、

彼からの質問にはきちんと答えつつ、パーティーをするべく日程や誰を呼ぶか、場所をどうするか等ということを決めていくという感じでした。

同じ内容を何度も繰り返した感があったけれど、、、
改めてパートナーの大事さを痛感しました。
先生はペアでやるにしても答えるのは自分自身なんだから、相手のことは関係ないと言ってましたが、関係あるよ、絶対。
まあ、それでもなんとかなったかなとは思いましたけどね。
次やることがあったら彼以外と組むことにします。
そうそう、日曜はニコラウスが来る日だったんですよ。
前の晩に一生懸命、靴磨きしてました。

こんな感じで、初のドイツ語テストでした。
多少緊張もしたのですが、それ以上に面白かったかな。
良い経験できました。

私は今のクラスに途中参加なので3ヶ月一緒だったことになるのですが、今回のテストで更にみんなと仲良くなった感じがあります。
現在クラスはオリエンテーリングコースという、ドイツの歴史や憲法、政治なんかについての知識をつける2週間のコースに進んでいて、その後再びテストがあるんですね。
私はコース終了後も引き続き継続して学校に通おうと思っていますが、他のメンバーはどう考えているのでしょうか。
みんな気の良い連中なので、連絡先は聞いておこうと思います。
時々どこかで会おうなんてことになったら楽しそうですしね。

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