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2015年3月14日土曜日

キクイタダキ

先日、子供たちを学校に送って帰りのトラムを待っている間、ぼんやり樹を眺めていたら、視界の隅で鳥が動くのが見えました。
どんな鳥かと思って目を凝らすと、何とキクイタダキ!
Wintergoldhähnchen / de.wikipedia より
キクイタダキは日本にもいる鳥で、国内最小クラス。
頭のてっぺんに黄色い菊の花びらを載せているように見えるため、キクイタダキ(菊戴)という名前なんだそうです。
神奈川の家具屋で働いていた時の上司がバードウォッチング好きで、一緒に富士山5合目までこの鳥を見に行ったことがあります。
運良く水飲み場にやってきたキクイタダキを見ることができましたが、上司の話ではバードウォッチング好きな人たちの憧れの鳥なんだそうです。
亜高山帯に住む鳥のため、なかなかお目にかかれないんですって。
例え見れても、木の枝にとまったりしていると見上げる状態なので、頭頂の菊が見えなかったりするんだそうです。

「初めて来て見れちゃうなんて、君はラッキーですよ」と、大喜びだった上司に言われたのを覚えていますね。
トラムの乗り場で再び見ちゃった。

ドイツでは Wintergoldhähnchen という名前です。
ヨーロッパでも最小の鳥だそうですね。
小さくて動きも速いのでなかなかじっくり見れなかったのですが、ちょうど目の高さより低い枝を移動していたので、頭の菊も見ることができました。
ほんの2、3m先の茂みにいたのでカメラを持っていれば写せたのに、、、
悔しい!

来週からしばらくカメラを持って出かけることにします。
再びキクイタダキに出逢えるか?

野鳥と言えば、前に上手く写せなかったヨーロッパコマドリ。
リベンジしました。
Rotkehlchen
1月に小学校の近くの公園で撮影できました。
その後、けっこう頻繁に見ることができて、借りてる庭にも来てたりするのを目撃。
こちらでは本当に身近な鳥なんですね。

それと数日前にはカワセミも見ました。
娘が通ってるバレエ教室のすぐ横にある小川の上を飛んで行く姿を娘と一緒に見ることができました。
日本にいるカワセミよりも青が若干くすんで見えたのは天気のせいだったんでしょうか。
上から見下ろす感じだったためか、オレンジ色は見えませんでしたね。
マグデブルグ、素敵な野鳥がいっぱいいるじゃない!
カメラに望遠付けて持ち歩こうと思います。


前回ライプツィヒで行われている「本のメッセ」に行くことになりそうだと書きました。
当初は今週の木曜に二人で行くという話しだったのですが、前々日に電話で考え中と。
そして前日に電話をしても繋がらず、結局木曜は中止になりました。
Leipziger Buchmesse のロゴ / wiki より

どうも友人の作家さん、メンタルが下降気味らしく、営業なんてできなさそうなんですって。
彼女、いろんな出版社にメッセの会期中話ができないかと、電話をしていたそうなのですが、どうも反応が悪かったらしいんですね。
私のところにも「まだ出版社との約束が取れてない」というメールが数日前に届いてました。
バカ扱い、小物扱いされてむかつく、みたいなことを妻に言ってたそうです。

確かにこれが現実ですよね。
作家や芸術家は売れればどこも大事にしてくれるのでしょうが、認められる前は自称作家っていうだけですからね。

妻も友人の気持ちが落ち込んでいるんじゃないかと心配をし、土曜(本日)に行くなら妻も一緒に来るけどどうか?、というメールを出していたのですが、昼の段階で返答がありませんでした。
大丈夫かな?
Leipziger Buchmesse HPより

ということで、ここ数日メッセまでなるべく多く完成させようと思って挿絵を描いていたのですが、どうも行けないようですね。
ちょっと残念。

この残念は売り込みに行けなかったことに対してじゃないんです。
当初から彼女の手伝いって形で挿絵を描いてたわけですし、自分じゃこちらの出版社に会ったところで、売り込みなんか出来ないしね。
むしろ、そういう面倒なことはおまかせという感じ。

ただメッセ自体に行きたかったんですよ!
先日メッセ開幕のニュースをテレビでやってて、世界最古の本メッセだとか、日本のマンガが盛り上がってると言ってたんです。
明日までやっているので一人で行って来ようかな。
でも読めない本のメッセに行ってもねー、、、

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