ページ

2014年11月2日日曜日

ハロウィン

先日ハロウィンでしたね。
各地でいろいろと盛り上がったんだろうと思いますが、私たちの住む地域では、学校が秋休み中だったこともあり、街の雰囲気も去年に比べて何となく盛り上がってないような感じがしていました。
お店では早くから衣装やらグッズやらたくさん売られていて、準備はOKな状態でしたけど。
近所を歩いていても、窓辺やバルコニーなんかに飾られているデコレーションが少ないというか、まったくと言って良い程見かけなかったんですね。

息子の描いたカード
去年のハロウィンは近所の植物園でイベントに出かけたり、学校でもパーティーがあったりと、前々から準備をしていたのですが、今年はそんな話を聞くことも無くいつの間にか当日がやって来た感じでした。
私は午後になって「今日ハロウィンだから夕方出かけるよ」と聞かされ、はじめてもうそんな時期かと思ったくらいです。


前回日本の狐とウサギのお面をかぶり妖怪になった子供たちも、今年はパーティーがないため大した準備をしていなかったようです。
妻がアイルランドに出張した時に買って来た、蜘蛛と犬の着ぐるみっぽいやつを着て簡単に済ませていました。
お菓子をくれた人にあげるお礼のカードはいつの間にか作っていたようですね。
娘のカード

夕方になり急遽ランタン作りにチャレンジ。
ガーテンで収穫したカボチャと何故かズッキーニに絵を描いて、切り抜きは私が手伝い、中身は子供たちが自分で掻き出しました。

キャンドルを入れてベランダに飾りました。
成功ですね、可愛らしいです。
陽も暮れて外がすっかり暗くなった頃、近所にお菓子を集めにまわるってことになりました。
ジャックオーランタンも手伝ったし、自分の役目は終わったなと思っていたのですが、妻に一緒に来いと強く言われ、私も付いて行くことになりました。

外に出てすぐ違和感を感じたんですよね。
窓辺の飾りもそうですが、去年はもっと他の子供たちもウロウロしてたとか、「本当にハロウィンとかやってるの?」と。

始めは勝手に他人の家のチャイムを押す気満々だった子供たちも、「やっていいのかな?」という疑問が湧き出て来たようでした。
家の周りのアパートが並ぶ区画ではまったく行動に出れず、それじゃぁ近所のお金持ちの住むエリアに行ってみようということになりました。
知人宅の玄関ベルを鳴らす娘
その途中に住む知人の日本人音楽家の家の前で、とりあえず知り合いで試してみようとチャイムをならしてみることに。
奥さんは突然予想外の訪問に驚きつつも喜んで迎えてくれて、子供たちにお菓子をくれました。
ありがとう、Yさん、ごめんね。

お菓子をもらったことで少しやる気を取り戻した子供たちは、手造りお礼カードをポストに入れ、一軒家区画に入りました。
しかしハロウィンの空気はまったく無しでしたね。

その区画に住む妻の同僚宅を訪ね、「ハロウィンは明日だよ」と言われました。
マジかよ、、、と同時に、やっぱりね、、、
それでもお菓子はもらってました。

日にちを間違っていたという事実に子供たち、特に娘はショックを受けていたようで、すぐさま着ぐるみを脱ぎ、みんなが可愛いから着ていろと言っても「恥ずかしい」と一気にテンションが落ちてしまいました。
ちょっと可哀想でしたね。
妻はまたしても笑い話を提供してしまったと悔しがっていましたが、内心は子供たちにデマを流して悪かったなって感じで一杯だったようです。
本当に笑い話ですね。
しかし、知り合いの家以外訪ねなくて良かった。


そしてハロウィン当日。
子供たちは妻と一緒にハレへ朝から出掛けて行きました。
私は一人マグデブルグに残り、ゆっくりと気ままにハロウィンの夜を過ごしました。
近所の子供たちも廻って来ませんでした。
来ても居留守をするつもりでしたけど!
やっぱり今年は去年程盛り上がってなかったんですかね。
来年はどうなんでしょう?

0 件のコメント:

コメントを投稿