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2013年6月18日火曜日

洪水

私たちの住むマグデブルグ市の最近の出来事を紹介します。

日本でもニュースになったそうですが、中央ドイツで長く続いた雨のため、河川が増水、多くの街で浸水被害が出ました。
マグデブルグはエルベ川の増水でかなり大変だったようです。

先々週の土曜日から日曜日の昼頃にかけてが水位上昇のピークだったようで、普段2m30程しかない水が、7m以上になりました。
日本で水害というと、鉄砲水とか水が一気に上がってくるという印象がありますが、こちらはジワジワ増えていく感じでした。不気味。

ピーク時も数日前から良い天気で、Tシャツに半ズボン姿で大丈夫なくらい暑く、どこかで水害が出ているなんて信じられないくらいでした。
実際、多くの被害が出たのは私たち家族の住む地域とはエルベ川を挟んで反対側で、我家のアパートがある所はまったく問題なし。
道を歩く人達を見てもちっとも危機感とかありません。
ただ、ひっきりなしに聞こえる消防車のサイレンが、普段通りじゃないことを感じさせてくれました。
心配をしてくれた方々、ありがとうございました。私たちは元気です。

そこでにピーク前の土曜日に、どんな状況か確かめるべく自転車でひとっ走り、エルベ川を見に行ってきました。
いやー、すごい水の量!どれだけ雨が降ったんだろうってびっくり。
家から一番近い橋の下にあった遊歩道、完全に水没してました。橋は通れるのですが渡れず通行止め。渡った先に公園があるのですが、池になってて見えませんでした。

増水時のエルベ川
近所の橋から撮影、樹のあるところから手前は河川敷。
これが普段のエルベ川、同じ橋から昨年11月撮影
消防隊員たちと砂袋を手渡しで運ぶボランティアの人たち
現在ではエルベ川の水も大分引いたようですが、路面電車も未だ通れないところがあったり、鉄道もまだまだ完全には復旧していないようです。
子供たちの学校も先週は授業なし(学校に来ても良いけど勉強はやらないよという状態でした)。

自然の力ってすごい。

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