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2014年8月25日月曜日

BBQ

8月も残るところ後少し。
吹く風がまじに冷たくて、まだ8月なのに夏が終わってしまったことを感じずにはいられない今日この頃です。

そんな夏の終わりに、妻がバーベキューグリルを購入!
しかもそこそこ高級品。
街のデパート、Karstadtで安売りになっているのを見たんだそうで、ムラムラっと来たみたいです。

ドイツではそんなに暑くなくて陽の長い夏に、公園や庭なんかで気軽にBBQをすることが多いんですね。
ビールを飲みながらソーセージや肉を焼いて、友人や家族でワイワイっていうのが夏の楽しみ方だったりするようです。

ちなみに私たち家族も、ママの庭で今シーズン何度もBBQをやっています。
その時は私がグリル係。
大好きな火遊びができて嬉しい時間です。
ママのグリルで焼いているソーセージ
焼き待ちのBIO肉
ということで、BBQのグリルやその関連グッズなんかは、完全に季節の商品なんでしょう。
セール価格で売り出されていたBBQグッズを見た妻は、そのグリルが放つ本物の存在感にやられたようで、帰って来ると興奮気味にグリルを解説。
その後ネットで更に詳しく調べ出し、気になるグリルの評価の高さを力説。
「思い切って買っちゃおうよ!」と、購入を決定したのでした。

購入したのはRÖSLEというドイツのメーカーの「No.1 Sport F50 Holzkohle-Kugelgrill」。
1888年創業のキッチン用品メーカーらしいです。(元は屋根建材製造会社だったようですね)

その後も妻はデパートに出かけ火バサミやら、薫製チップ(桜)、そのチップを入れるケース、トングなど、いろいろとRÖSLE純正品を購入して来ました。
本気だ、、、
メーカー純正グッズたち
数日後、ネットの写真でしかモノを見ていなかった私は、届いたグリルの箱の重さと大きさに驚いたのですが、箱を開けて更に驚きました。
いや、驚くというよりも感動してしまいました、、、まじで。

まず目に入ったのは蓋の部分なのですが、その真っ黒に光る丸いボディーに付いた温度計(サーモメーターと呼びたくなります)と銀色のエンブレムを見ただけで、良い買い物したんだなと感じました。

そしてその出来の良さは、外箱からも、箱の中に入れられた商品のレイアウトや部品の組み立て易さなど、すべてにおいて良い感じでした。
ドイツに来て久しぶりに味わうこの感覚。
IKEAで買った家具を組み立ててた時にはちっとも感じれなかった気分です。

思っていた以上に早く組み上がり、出来上がったグリルを見てポルシェとか買うとこういう気分なんだろうか、、、などと阿呆なことを考えていたのですが、なるほど妻が一目惚れして欲しがったモノだけありますね。
蓋を開けるとこんな感じ

先日さっそくこのグリルを使いガーテンでBBQをしてみたのですが、なかなか使い勝手が良かったです。
蓋が付いていることで蒸すこともできるのも便利でした。

そして、トングにも驚きました。
下向きにして握ると開き、上向きにして握ると閉じるんです。
はじめどうやって開くのかわからず「また不良品か」と焦ったのですが、使い方がわかればその仕組みと便利さに感動しました。
日本でも「魔法のトング」と紹介されてるようです。
レズレー・ロッキングトング
ガーテンでのお試しBBQも成功し、後は回数をこなして慣れればより一層楽しくなるなと実感。
来週はママがBIO肉を持ってこちらに来るって話もなってるし、「これでいつでもBBQできる」と喜んでいたら、気温が10℃くらいになってしまいました。
もう肌寒くて外でBBQとかって気分にならないんじゃ、、、

今シーズンに後1回、もう1回くらい使いたいですね。

2014年8月15日金曜日

夏休み

夏休みも気が付けば半分を過ぎ、もう2週間ちょっととなりました。

6月の初めに日本から帰ってきてから、1週間後に犬山市民のスタディーツアーがハレ市を訪問、私たち家族も顔を出しました。
ハレ市の独日協会メンバーと犬山市民ドイツスタディーツアーメンバーで昼食会。
7月の中旬から下旬にかけて友人が、今月の頭には一昨日まで妹たちが遊びにやってきました。
立て続けにお客さんが訪れていたので、何だかあっという間に夏休みが過ぎて行った感じです。
遠い日本からわざわざ会いに来てくれるなんて、ホントありがたいことです。

そんなわけでゆっくり休んだという感じがまったくしないのですが、時間はしっかり過ぎて行き、こちらはすでに秋の気配。
朝晩の涼しさは当たり前ですが、日中も暑いと言う程ではなくなってきました。
T−シャツ短パンにサンダル履き、なんて格好もそろそろおしまいかもしれません。

そこで今年の夏を、写した写真を見ながらちょっと振り返ってみました。

7月の写真は、庭にやって来た鴨の親子から始まりました。(日本旅行〜東京編その3
そしてママの庭。
ブルーベリーの収穫やバーベキューなんかをして楽しみました。
今シーズンだけで何Kgのブルーベリーが穫れたんでしょう。
朝1時間程でこれだけ穫れました。
そして娘のバレエ発表会もありました。
オペラハウスで2日間の公演、娘のグループは猫の格好で踊りました。


幼稚園生くらいから高校生くらいまでなのでしょうか。
2部構成での発表会でしたが、どのグループもテンポ良く面白かったです。
娘の出番がプログラムの最初の方(2番目)だったので、1部が終わったところで帰ることとなりましたが、個人的には2部の方も観ていたかったですね。
先日購入した望遠レンズが役に立ちました。

私が育てている花たちも咲いてくれました。
睡蓮もその後ブラックプリンセスが咲きました。
ブラック・プリンセス
富貴蘭も猩々が咲きました。
夕方から良い香りを飛ばしてくれて、数日間幸せでしたね。
でもなんで他のは咲いてくれないんでしょうね?
紀州緑風とか見たいのに、、、

7月は15日に終業式もありました。
今年もちょっとしたパーティーがあり、親も一緒にソーセージを焼いたりお菓子を食べたりしました。
もう2年生も終わっちゃったんですね。
飾り付けたダンボール箱を木の枝からぶら下げて、目隠しをした子供達が順番に棒でぶっ叩き、箱を壊します。
スイカ割りのようですね。
壊れた箱の中からは、いっぱいお菓子が落ちて来ました!
ライプツィヒにも2回行きました。
2回とも付き合いで買い物目的で出かけたのですが、ライプツィヒは面白そうな街です。
歴史もあるし、お店も充実しているし、それらがコンパクトにまとまっていてとても便利。
いつか機会があれば住んでみたい街ですね。

ライプツィヒと言えばバッハ。
トーマス教会ではパイプオルガンの練習をしていました。
教会の外ではストリート弦楽カルテットがバロックの音楽を演奏していました。
バッハのG線上のアリアやパッヘルベルのカノンなんかでは、観客から盛大な拍手をもらっていました。
さすがドイツって感じですね。
バッハのお墓
それと一緒に出かけた友人の弟が電車好きということで、ライプツィヒ中央駅にいつも飾ってある昔の列車の写真を撮るためにちょっと見学。

私はまったく鉄道好きではないのですが、展示されている車両はどれも美しいと思いました。
機械っぽさや、時代を感じさせる流線型とか、格好が良いです。
特に青いやつには乗ってみたいと思いましたね。

ライプツィヒはハレから近いのでもっと気軽に出掛けようと思います。
楽しそうなところがまだまだありそう。
買い物ばかりで美術館もまだ行ってないし。

ハレでは蚤の市にも出掛けて来ました。

マルクト教会を降りたところの広場でとても小規模。
結果的には期待はずれだったのですが、友人がレースのカーテン生地のようなベッドカバーを、私が木製の砂糖入れのような小物入れを購入。

何を入れてた物でしょうか。
ふたを開けると何だか懐かしい香水のような匂いがします。
まったくと言って良い程興味のでない品物ばかりが並べられていた蚤の市で、何故か目にとまったこの容器。
妙に心惹かれたので手に取って見ていたら、「そいつは1900年製だ、14ユーロだけど12で良い」と言われ、つい買ってしまってしまいました。
1900年製って本当?とか思ったりしていますが、作りは悪くないです。
蓋もピッタリ嵌るし、中も奇麗にくり抜かれています。
良い仕事しているねって感じ。
12ユーロなら、まあいいか。
でも何に使おうかな?

こんな感じで今年の夏も後少し。
とりあえず来客のイベントも済んだし、新学期まで風邪などを引かないように、ゆっくり落ち着いて休みを過ごそうと思っています。