ページ

2014年4月24日木曜日

イースター

イースターということでハレに行ってました。
このイースターもちょっとしたプレゼントがもらえるため、子供たちは数日前からかなり興奮気味。
プレゼントはイースター・ウサギが持って来てくれるんだそうです。
自分は何が欲しいかをウサギ宛に書き出したりしていました。
ママの庭、あちこちに花がたくさん咲いています

そしてそのウサギが持って来てくれるプレゼント、庭のあちこちに隠されていてそれらを見つけ出すという楽しいイベントでもあったりします。
普通は色を付けてカラフルにしたゆで卵と一緒に、チョコなどのお菓子やなんかが植木の茂みや物の影にそっと置かれているんですね。
GPSを使って森の中に探しに行くという、ゲームのような企画もあるようです。
日本でも売られているKinderのチョコ、この時期のイースターエッグバージョンです。

イースター前日、ママの庭に宿泊です。
広い庭でプレゼント探しが出来た方が楽しいですからね。
子供たちは寝る前、プレゼントを持って来てくれるウサギのために人参を庭に置いていました。
息子は学校で作って来た自作の卵もウサギに隠してもらいたいらしく、妻に「ウサギに頼んでくれ」と言っていたようです。
どんなウサギを思い描いているんでしょうね?
これもチョコですね。ウサギの絵が描いてあります。

当日は早朝から宝探し。
大声をあげて庭を駆け回り探していました。
置いといた人参はなくなっていましたよ。

今回子供たちが一番欲しがっていた物が、テレビゲームの「スカイランダーズ」というシリーズのキャラクターフィギュア。
何十種類もあるようですが、どれも何か可愛らしくないというか、私にとってはいまいちなデザインです。
ゲームをしていくと愛着が湧くのかもしれませんね。

しかしこのゲームがすごいのは、フィギュアを専用の台座に乗せるとそのキャラがゲームに出て来るんだそうです。
そのキャラを操りゲームを進めるわけですが、いろんなフィギュアがあればそれぞれの特性を生かして遊べるわけですね。
そしてこのフィギュア自体がゲームのデータを記録する装置でもあり、しかもゲームのメーカーに関係なく使用可能なんだそうです。
何だかすごいですね。
学校の友達の間で大人気らしく(主に男児)、「みんな持ってる」んだそうです。

今回、子供たちの願いがウサギに届いたのか、欲しかったフィギュアがそれぞれもらえたようです。
娘は「ステルス・エルフ」、息子は「レッキング・ボール」というキャラでした。
娘のはエルフというだけあって女の子キャラのようですが、ステルスってことでまるっきりクノイチですね。
Stealth Elf

それでも息子のよりは大分マシかな。
息子のは頭の悪そうな犬と芋虫のあいのこみたいなやつで、こんなのを欲しがる気持ちがまったくわかりませんでした。
Wrecking Ball

でもその「スカイランダーズ」、ゲームですからソフトを持っていないとゲームとして遊べません。
フィギュアは本当にただのフィギュアとなってしまいます。
スターターパックとしてゲームソフトに3体のフィギュアと台座が付いて売られていますが、我が家はもちろん持っていないので、当分「飾り」として楽しんでもらうしかないですね。
それでももらった子供たちは大喜びでした。

私もチョコをいくつかもらいました。
ドイツのチョコは本当に美味しいのが多いです。
時々すごく食べたくなって、250gの板チョコ(ナッツ入り)なんかを一気に食べてしまい、後からものすごく後悔することがあります。
ミルカとか株主になりたいくらいですよ。

今回ママの料理写真は撮るのをすっかり忘れていました。
イースターということで、ちょっと酸っぱい卵の料理とかラム肉のソテーとか、鳥のもも肉の焼いたものとかを食べました。

パンも焼いてくれました。
パン屋さんのブログに旧東ドイツ(DDR)パンのレシピがのってるそうで、その中から作ってみたんですって。
何ていうパンなんでしょう?
聞くのを忘れてました。

焼きたてのパンに、庭で採れたギョウジャニンニク入りのバターを塗って食べました。
美味しかったです。

妻は庭からいろいろ花の苗をもらって来ていました。
私もママの睡蓮の植え替えをして、また3つほど持ち帰ってきました。
庭仕事が楽しい季節ですね。

2014年4月18日金曜日

ペンキ塗り

今週末はイースター。
学校は先週末からお休みなっています。
ここのところ天気も良いので、一気にガーテンの小屋の色を塗り替えをすることにしました。
古い塗装をはがし中
北側や西側はかなり塗装がボロボロで、所々ひび割れ浮いて来ています。
まずはその古い塗装を出来る限りはぎ落とす作業。
一日目はこれだけで終わりましたね。
いやー、疲れました、、、前オーナーが30年借りていたというガーテンなので、その間に何回塗り替えたのはわかりませんが、かなり厚塗りになっていました。

元の色は何となく青っぽい感じがしないでもないグレー。
どこかの工務店の作業服みたいな色ですね。
特にイヤな色というわけではないのですが素敵な色ではないです。
雰囲気はあまり変えずもうちょっと明るい色にしようということで、薄い水色に決めました。
白のペンキに紺色を混ぜて作りました。
剥がしている時に出て来た下地の色から、最初は赤だった箇所もあったようです。
クリーム色の時もあったみたいですね。
年齢を重ねる度にトーンが落ちていったのか、、、

がっちり喰い付いていて剥がれない所はあきらめることにしました。
そして塗装の乗りを良くする下地材を塗り、一晩乾かします。
ふくらはぎと腕に強烈なだるさが、そして何より握力がはいりません。
疲れ過ぎて手が細かく震えるほどでした。
がんばり過ぎましたね。

その甲斐あってか大分印象が変わりましたよ。
こうゆう苦労があってこそ愛着がわくのでしょう。

家族で庭仕事を一生懸命やっている姿は、庭仲間に気持ちよく見えるらしく、自然と付き合いも良い感じになっています。
隣近所との関係は大事ですからね。
サワーチェリーの花
先々週は睡蓮の植え替えもしたし、杏やサワーチェリーの樹にも花が咲いたので、ここんとこ頻繁に庭に出掛けていますね。

ネットで注文した花や野菜の苗もちょこちょこ届き、妻は毎日なんだかんだやっています。
スグリの花にやって来たミツバチ
先日は収穫したほうれん草をつかってパスタを作りました。
今年は庭がすごく活躍しそうです。
楽しみになって来ました。




2014年4月5日土曜日

ヨーロッパコマドリ

子供を小学校に送った後、散歩をかねてトラムの乗り場の後にある公園を抜け、違う路線のトラム停留所まで歩きます。
その時に通る公園でいろんな鳥やウサギなんかを見るのですが、ここ最近もっとよく見たい鳥がいるんです。
Rotkehlchen (wikiより)
Rotkehlchen / ヨーロッパコマドリ。
ドイツ名ではそのまんま「喉の赤い鳥」と言われている、とても可愛らしい鳥です。
公園内でいつも見れる場所が大体決まっているので、近くに巣でもあるんじゃないかと思います。
たまたま姿を見つけられてもすばしっこくなかなかじっくり見れません。

このロートケルヒェン、日本名を調べて知ったのですが、イギリスの国鳥であり、更にマザーグースの「誰がコマドリ殺したの」のロビンじゃないですか!
こちらで教えてもらったまんまのロートケルヒェンで認識していたので、クックロビンと知ったときはちょっと感動してしまいました。
パタリロを思い出しますね。

その日はいつもの場所にロビン君はいなかったのですが、違う鳥が見れました。
Buchfink / ズアオアトリというそうです。
Buchfink
この鳥もヨーロッパの鳥のようですね。
可愛らしい
花が散って道の一部だけが黄色になっていたところに、カップルで居ました。

Wolfgang Laibの作品を思い出しました。
彼もドイツ人ですね。
現在「柳」をテーマにした絵を製作中で、この日にカメラを持っていたのも小学校の庭にある柳を撮るためだったのですが、おかげでちょっとした写真が撮れました。

校庭の柳

おかげで天気がいまいちだったのですがもうちょっと歩きたい気分になり、何となく気になっていた大学の近くにある別の公園にも足を伸ばすことにしました。


ショル兄妹公園というらしいですが、ルイーゼ王妃の庭のようです。
王妃の記念碑があるようです。
鳥ばかり探していて上ばかり見てたせいか、気が付かなかったんですけれど、、、


Gescwister-Scholl-Park
初めて来た公園ですが、それほど広くなく、静かで良い所でした。
入ってすぐヨーロッパアオゲラがいました。
樹に穴が開いていて入っていたったので、巣みたいですね。
ウサギもいました。
ドイツはそこら中に野兎がいるんですね。
そして、この公園にも立派な柳が2本ありました。
この柳たちに呼ばれたのかな。

ゆっくり柳を眺め、作品制作のイメージを考えていましたが、まだいまいちですね。
しばらく悩みそうです。
公園内には小さな丘があって階段を上がっていくと、ちょうど終わりの所にいたんですよ、ロビン君が!
階段を上がってくる私の頭が終わり部分の高さになった時、ばっちりロビン君と目が合っちゃって、カメラをむける前に逃げられました。
一瞬でしたがしっかり見ることはできました。
そしてすぐ樹の上にとまった姿をなんとか写しました。
逆光でしかも小さかったので家に帰ってからフォトショップで明るくしてみました。
一応撮れてたのは嬉しいけれど、それ以上にくやしいです。
でもこのヨーロッパコマドリ、本当に可愛らしい鳥ですね。
また行って来よう。